ユニット型(個室)の施設になっています。1部屋は約10畳の広さとした居室で、使い慣れた家具等の持ち込み可能。各ユニットに温泉浴室を完備。1ユニット10名の小規模グループ構成です。
●入浴、排泄、食事などの介護
●相談・援助・社会生活上の便宜の供与
●その他の日常生活のお世話
●機能訓練、健康管理、療養上のお世話など
【どんな人が入れるの?】
特養に入所するにはいくつかの条件があります。まずは65歳以上であることを基本条件として、3~5のいずれかの要介護認定を受けていること、長期入院の必要がなく、感染症などの疾患がないことなどがあります。入所基準としては、まず条件を満たした人の中から「要介護度」「介護している人、環境の状況」「待機期間(申し込んでどれくらい待っているか!!)」などから総合的に判断し、入所判定会で優先順位を決定します。
【ユニットケアとは?】
「介護が必要になっても、ごく普通の生活を営むこと」を大切にしながら「自己決定」「生活の継続性」「残存機能活用」を通して高齢者の尊厳を保ち生活習慣を大事にしていきます。ユニットケア実践には「環境」「暮らしのサポート」「システム」の3つの要素を欠かす事はできません。
【特別養護老人ホーム入所申込について】
入所の申し込みは、原則として入所を希望する本人が、「特別養護老人ホーム入所申込書」に必要事項を記入すると共に、必要書類を添付して申し込みを行って下さい。ただし、本人が申込書の記入・提出が困難な場合は、家族等が代行することができます。
●特別養護老人ホーム入所ガイドライン
入所ガイドライン
●特別養護老人ホームいわせ長寿苑入所申込書類一式
入所申込書類
【ユニットケア実現の為の様々な取組について】
①24時間シートの活用
ユニットケアには各利用者毎に作成する24時間シートが欠かせません。いわせ長寿苑では利用者毎に作成されたこの24時間シートに沿って実際の介護を行っていくと共に、多職種間の協働による定期的な見直しで、利用者生活の質の向上とサービスの向上・充実に取り組んでいます。
②ICT導入
介護職員には負担の大きい記録や各利用者の情報共有にはiPadを使用しています。使用する介護ソフトも共有しているので、利用者データーや記録はもとより職員間での申し送りや連絡事項等、業務効率と負担軽減につながっています。
③介護支援課の導入
育児や介護その他の事情等で日勤時間しか勤務できない職員で構成。
各ユニットで職員を補いたいときや急な休みなどの対応を中心に全ユニットをカバーします。
④生活支援員の導入
平成28年より介護職員が介護に専念できる環境作りとして、洗濯物畳みや食器洗い・シーツ交換・居室清掃等を各レベルに応じて「生活支援員」に行って頂く事で、介護職員が利用者に寄り添う時間の増加と業務の整理ができています。